2019年07月14日
【飛騨の自然 安房峠】 高山市上宝町
安房峠は、岐阜県と長野県を結ぶ重要な交通路でした。
アカンダナ山と呼ばれる活火山の裾を通り、長野県側の上高地の入り口まで通る道です。
今は松本方面に行くのに安房トンネルでわずか10分ほどで抜けることができますが、かつては安房峠を30分以上かけて越えないと上高地にたどり着けませんでした。
安房トンネルが開通してすでに15年が経ち、自然が戻ってきています。
私が行った時には、ニホンザルの楽園になっていました。
萩などの花を食べてすごしていました。
この峠を越える時には、植物の植生が大きく変わり、標高1000m附近に生える白樺林を過ぎ、標高1200m附近になると同じ仲間のダケカンバが続きます。
木の皮が白から茶色に変わるので標高がわかります。
活火山のアカンダナ山とその麓にある平湯温泉
標高1000mを越えると白樺林ですが、1200mを越えると木の色が変わります。ダケカンバ林になります。
昔ながらの国道158号線がずっと続いています。
苔むした大岩の上に樹木が生い茂っています。悠久の時を感じます。
どれくらいの時間がかかったんでしょう。
ダケカンバ林
標高が上がるとヒマラヤスギの林が広がります。
突然、ニホンザルの集団に出会いました。
ノアザミ
花の蜜を食べて生活しているようです。
ニホンザルの集団のボスがこちらをずっとうかがっています。
近くの沢は荒れ放題。自然の厳しさを教えてくれます。
安房峠頂上から見るアカンダナ山
頂上付近には小さな自然がいっぱい
安房峠頂上。長野県側から岐阜県側を見たところ
上の所には人口建造物が。厳しい自然に耐えて風化しています。
岐阜県側から見た長野県側。隣は松本市です。
交通安全を祈願したお地蔵さまがポツリと立っておられます。
オダマキの一種
頂上付近には雷で立ち枯れした木がいっぱい。自然の厳しさを教えてくれます。
立ち枯れしてどの位経つのでしょうか。
ヒトリシズカ
平湯ダケカンバ資源保存林の看板
立木を見ていると自然の厳しさと悠久の時を感じます。
頂上付近から平湯方面の景色。雲が近いです。
ーーー
<まだまだ見つかる飛騨の旅再発見>
過去の記事はこちら!もっと知らなかった飛騨を深く知ろう!
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私が行った時には、ニホンザルの楽園になっていました。
萩などの花を食べてすごしていました。
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木の皮が白から茶色に変わるので標高がわかります。
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標高1000mを越えると白樺林ですが、1200mを越えると木の色が変わります。ダケカンバ林になります。
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苔むした大岩の上に樹木が生い茂っています。悠久の時を感じます。
どれくらいの時間がかかったんでしょう。
ダケカンバ林
標高が上がるとヒマラヤスギの林が広がります。
突然、ニホンザルの集団に出会いました。
ノアザミ
花の蜜を食べて生活しているようです。
ニホンザルの集団のボスがこちらをずっとうかがっています。
近くの沢は荒れ放題。自然の厳しさを教えてくれます。
安房峠頂上から見るアカンダナ山
頂上付近には小さな自然がいっぱい
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岐阜県側から見た長野県側。隣は松本市です。
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オダマキの一種
頂上付近には雷で立ち枯れした木がいっぱい。自然の厳しさを教えてくれます。
立ち枯れしてどの位経つのでしょうか。
ヒトリシズカ
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頂上付近から平湯方面の景色。雲が近いです。
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Posted by 飛騨の旅再発見 at 10:57│Comments(0)
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